水俣市立蘇峰記念館

水俣市立蘇峰記念館

入館料 無料
開館時間 9時~16時30分
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合はその翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
住所 〒867-0011 熊本県水俣市陣内1-1-1
問合せ先 電話:0966-63-0380

概要

徳富蘇峰 81歳

徳富蘇峰 81歳

蘇峰記念館は、その前身である淇水文庫(旧水俣市立図書館)として昭和3年10月に起工されました。
昭和4年5月26日、工事が七分通りの進歩状況ではありましたが、父徳富一敬の17年忌にその雅号『淇水』を冠して設立されました。
そして昭和5年3月開館されました。

基金や多くの蔵書は蘇峰の寄付によるものです(1万円と2400冊の本)。
開館式当日、蘇峰はあいさつに立ち、「文庫が水俣の精神文化の燈明台となるならば望外の幸である」と、市民による多くの利用を切望しました。

それから54年、淇水文庫は図書館の使命のほか徳富兄弟研究の場として文化的役割を果たしてきました。しかし蔵書の数が増え、図書館としての機能が十分に果たせなくなってきたことに加え、国道3号線開通による騒音で読書の雰囲気が妨げられるという事情などから、新たに設立された市立図書館へと移転しました。それに伴い文庫を改装し、昭和58年11月15日に『蘇峰記念館』として開館しました。

展示は、徳富兄弟の蔵書や遺品など約2000点を収蔵・公開しています。なかには蘇峰が27歳で発行した国民新聞や、出世作であり明治のベストセラーとなった「将来之日本」、蘆花の水彩画、勝海舟筆の書『吾不與(吾與みせず)』などがあります。

沿革

昭和3年10月 起工
昭和4年5月26日 開館式
昭和5年3月 開館 命名『淇水文庫』
昭和58年11月15日 『蘇峰記念館』となる。命名理由:親しみやすいから

引用・参考文献

「開館式当日の蘇峰先生あいさつ」「熊日社説(S.58.11.16)」

展示資料

1F

  • 大江義塾で使用したもの(教科書・出欠簿)
  • 国民新聞
  • 書(蘇峰・淇水・海舟etc.)
  • 蘇峰遺愛品(遺髪・羽織etc.)
  • 蘆花遺愛品(スケッチ画etc.)
  • 写真多数

2F

  • 蘆花著作(不如帰etc.)
  • 蘇峰著作(近世日本国民史etc.)
  • 蘇峰と水俣との関連展示

その他

  • 蘇峰より淇水文庫へ贈られた勝海舟宅のイチョウの木2本(前庭・裏庭)
愛郷
望郷(蘇峰命名)

蔵書

徳富蘇峰

国民之友

蘇峰 「国民之友」

  • 近世日本国民史(明治書院/T.7/以後S.22まで続刊)
  • 国民之友(1887/明治文献)
  • 日本の行くべき道(S.28/淇水文庫 水俣蘇峰会/※蘇峰口述)
  • 将来之日本(M.19/)
  • 勝利者の悲哀(1952 S.27/講談社)
  • 烟霞勝遊記(T.13/民友社)
  • 吉田松陰(M.41/民友社)
  • 大正の靑年と帝国の前途(T.5/民友社)
  • 弟徳富蘆花(1997/中央公論)
  • 蘇峰自傳(S.10/中央公論)
  • 我が交友録(中央公論)

他多数

徳富蘆花

自然と人生 思い出の記

蘆花「自然と人生」「思い出の記」

  • 拾貳文豪第拾巻 トルストイ(M.38/民友社)
  • 自然と人生(/民友社)
  • 小説富士(/福永書店)
  • 日本から日本へ 東の巻・西の巻(金尾文淵堂/※健次郎・愛による共著)
  • 不如帰(/)
  • 脚本 思出の記(/松竹映書化)
  • みみずのたはこと(S.34/角川書店)
  • 寄生木(S.31/岩波書店)
  • 徳富蘆花(S.49/集英社)
  • 黒い目と茶色の目(T.03/新橋堂)
  • 靑山白雲(M.31/民友社)

他多数

徳富淇水

  • 優遊録(上・下/原稿)

イベント情報

水俣市立蘇峰記念館では、徳富蘇峰・蘆花生家と共に「手作り雛人形展と昭和初期花嫁衣裳ショー」や「蘇峰記念碑めぐり」など、様々なイベントを定期的に開催しております。
詳しくは定期的なイベント情報、または最新情報をご覧ください。